知ったかぶり

今日もどんより曇り空の空模様。
朝方しばらく雨が落ちていたが、現在は止んでいる八王子の空。
昨日は午後からの陽射しでホッとしたが、蒸し暑さが倍増だった。
久しぶりに自転車で浅川を偵察した七夕の日だった。

それなりによい歳になると、ついつい「知ったかぶり」したくなってしまう。
ブログなんか書いていると余計にワケ知り顔で語りたくなるというもの。

一時的にネットを調べ回って、へぇ〜そういうことだったのか〜と知った気になるが、
ネットで調べたことって、だいたい頭に残らないことがほとんど。

それに加えて、忘れてしまうことが、憶えるスピードを遙かに超えてしまうお年頃。
ある年齢までのことは結構憶えているのだが、それ以降のことはあまり憶えていない。

毎日同じように繰り返す日々のことは、さほど憶えていないことが多い。
たまに起こったイレギュラーな出来事や事件のことは、意外とよく憶えている。
そういう、いわゆるマーキングとなることで記憶に残るのかもしれない。

思えば、こんなネット時代、先生って大変な仕事だなぁ〜と感じる。
ネットなど他に調べる手段が少なかった（例えば昭和の）頃、
ある部分ハッタリで、言葉巧みに教師という仕事をまっとうできたと思うのだが、
昨今、ヘタをすると教師よりも知識を持った生徒がいたりする時代。。

物事をわきまえない頭だけの生徒を相手にすることは骨が折れるだろうなぁ…
教師の本来の立ち位置って、もっと別にある気はするのだが…

今のように誰もがスマホを持ち歩く時代。
そういったツールは、どちらかといえば若い人の方が簡単に使いこなすように思う。
分からないことはスマホに聞く、そうして若い人に素直に教えてもらう。
そうやって、知ったかぶりおじさんは早々に消え去ってしまう運命にあるのでした。