退院…3・終

さて、２週間ほどで退院できるものかと思っていたが、
やはり３週間かかった。
点滴も２週間で終わり、様子見の様子。

日々「仕事」のことを考えると、じっとしてもいられないし、
２週間ほどで先生に聞いてみた。
「いつ頃退院できるものでしょうか？」
「まぁ来週水曜日（先生のいる時間帯）に検査して、大丈夫そうなら…」

そうそう。腎臓（左腎）が石が溜まっていてすでに機能していないようで、
「痛かったハズなんだけどねぇ〜大きい石が2・3個溜まっている…」

そうだったのか…前に腹が痛くて入院した時に、盲腸炎と言われたなぁ…
まだMRIがそれほど発達してない頃だったから、盲腸炎となったのだろうか。
一応、退院時に泌尿器科の紹介状をもらって、終了。

今回は「軽い」のですんでよかったが、次回は寝たきりかもしれない。
血筋だからしょうがないが、今回はいろいろなことを考えさせられた。
両親が２人とも同じ脳梗塞だし、親戚にも多数、血統というのは恐ろしい。

自分もいい歳で、もうそんなことを考えないといけないのだなぁ。
若い人と同じ…と思っていたが、それは違うんだ。
いつ死んでもおかしくないのだなぁ…
みんないずれ死んじゃうんだし、早いか遅いかだけのこと。

そうそう、退院して帰ってきてお風呂に入りたくて、
お風呂洗って水を溜めていたら、煙が出てきて大変！！

なんで？？　
まだ水が上の穴まできてなかった。（空だき状態）
まだちゃんと治ってなかったようです。

読んでくださり、ありがとうございました。

平和な日々…2

点滴が変わったからなのか、その後は普通のキレイなオシッコとなった。
気にはしてるのだけど、あの真っ赤なオシッコは何だったのだろうか？？
まっいいか…

その後は平和な日々が続いていった。
部屋は５人部屋で、窓から見える幼稚園の運動会の練習風景が可愛いかった。
時々屋上へ出て（侵入禁止）ぼんやり山の風景を眺めるのが日課になった。
とにかく広くてのんびりしているのだ。

食事は8：00、12：00、18：00と決まっていて外注さんがやってくる。
暖かいもの２品、冷たいもの１品のほぼ３品がお決まりのコース。
うまくしたもので、１品に味がついていてちゃんと食べられるのだ。
週末の午後には時々特別メニュー（カレーライス・スパゲッティ）など、
決して豪華ではなかったが、美味しい食事を楽しめた。

お風呂が悩みの種…
約三週間いたにもかかわらず、お風呂（シャワー）が２回！！
それも洗濯物の山を通り越して、狭い通路をコソコソ抜けた先がシャワー室。
半畳くらいの場所でシャワーを浴びる。それでも気持ちが良かった。

続く

すっかり秋（冬）の景色かよ…１

かれこれどのくらい経ったのだろう？
脳梗塞といわれて入院したのが９月29日。
退院したのが10月19日。それから…
すっかり夏が終わってしまって、秋がきて冬がきて…

そうそう、入院生活を記しておきますね。

とりたてて具合が悪いわけではなかったのだけど、言葉がでてこない。
相方が病院行け！　というものだから、
近所の「野猿峠脳外科病院」へ行ってみた。

MRIの検査から「脳梗塞」と診断されて入院。
まぁ脳梗塞だから軽いも重いもないのだろうけれど、きっと軽いヤツ。
身体はピンピンしてるし、だけど言葉がでてこない。
表現できないというか、表現しようとすると口にロックがかかる雰囲気。
医者が言うんならしょうがない…と諦めて入院することに。

すぐに点滴がはじまり、おしっこ真っ赤っか。
やはり何か良くないことがおこったのだ！と、すっかり患者となってしまった。

続く（持久力がないので…）